冷媒は冷凍空調機器の「血液」であり、現代生活に不可欠ですが、冷媒フロンはオゾン層破壊や地球温暖化の原因となるため、大気中への排出を抑制することが必要です。
そのため、平成13年に「フロン回収・破壊法」が制定され、業務用冷凍空調機器(第一種特定製品)のメンテナンスまたは廃棄の際は、機器内のフロン類(CFC、HCFC、HFC)回収と最終処理が義務付けられていました。
「フロン回収・破壊法」はフロン類を「環境に影響を与える物質」と位置付け、破壊無害化処理を原則としていましたが、平成27年4月から施行された、「フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律」(略称「フロン排出抑制法」)はフロン類を「限りある資源」と位置付けた上での再利用(フッ素資源の循環利用)へと主軸を移し、第一種フロン類再生業を国の許可制としました。
委託加工と再生処理の二種類の方法にてご依頼を承ります。
お預かりした回収フロンを蒸留精製し、再生フロンとしてお客様に返却いたします。
お客様から回収フロンを引取り、再生証明書を発行いたします。回収フロンは蒸留精製し、グリーンフロンとして別のお客様へ供給します。
処理が可能なフロン類の条件は以下になります。
フロン種類(受入純度) |
R22、R123(99.5%以上) |
R134a(99.7%以上) |
R410A(99.7%以上) |
*受入純度は当社にて測定します。 *該当フロン以外は破壊処理となります。 *該当フロン以外の委託加工については、別途ご相談ください。 |
フロン種類(受入純度) |
R22、R123(99.5%以上) |
R134a(99.7%以上) |
R410A(99.7%以上) |
*受入純度は当社にて測定します。 *該当フロン以外は破壊処理となります。 *該当フロン以外の委託加工については、別途ご相談ください。 |
フロン種類(受入純度) |
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R22、R123(99.5%以上) |
R134a(99.7%以上) |
R410A(99.7%以上) |
*受入純度は当社にて測定します。 *該当フロン以外は破壊処理となります。 *該当フロン以外の委託加工については、別途ご相談ください。 |
フロン種類(受入純度) |
R22、R123(99.5%以上) |
R134a(99.7%以上) |
R410A(99.7%以上) |
*受入純度は当社にて測定します。 *該当フロン以外は破壊処理となります。 *該当フロン以外の委託加工については、別途ご相談ください。 |
再生処理を依頼された原料フロンは、純度を分析した後、銘柄別に大型容器に移充填します。
還流式蒸留精製方式の再生プラントを、低圧・高圧各2基の計4基保有。
蒸留塔内で還流を生じさせ、不純物を高効率で除去できるのが特徴。
当社ではフロン排出抑制法に基づき、適切な処理を施しています。
蒸留再生 | 蒸留精製式 | ・不純物除去装置が蒸留塔 ・蒸留塔内で 気化↔液化 というサイクルを効率よく起こさせる方式 ・他の方式に比べ不純物の除去性能が高く、再生処理量も多い |
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簡易蒸留式 | ・不純物除去装置が蒸留塔以外の蒸留装置 ・ある程度の油の分離は可能だが、非凝縮ガス* の分離は困難 ・蒸留精製式に比べ、比較的安価な設備と小さなスペースで再生が可能 |
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簡易再生式 | ・不純物除去装置が蒸留塔以外の蒸留装置 ・ある程度の油の分離は可能だが、非凝縮ガス* の分離は困難 ・蒸留精製式に比べ、比較的安価な設備と小さなスペースで再生が可能 |